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2017.10.03

【レポート】2017年9月28日 羽生善治先生による「第108回 一燈塾」を開催しました

※この記事は講演開催後に更新されたものです。

2017年9月28日、徳真会クオーツタワーに将棋棋士の羽生善治先生を講師としてお招きし、第108回一燈塾が開催されました。テーマは「決断力を磨く」。

講義の概要

講演テーマ

「決断力を磨く」

講師プロフィール

羽生 善治(はぶ よしはる)先生

1970年 埼玉県所沢市出身。6歳から将棋を始める。
1982年 6級で二上達也九段に入門。
1985年 15歳でプロ入り。1989年初タイトル竜王を獲得。
1996年 7つのタイトルをすべて獲得をした。
名人、棋聖、王座、王位、棋王、王将の6つの永世資格を持つ。(襲名は引退後。)

案内チラシはこちら(PDF)

レポート

将棋界で初の七冠を独占した羽生善治先生の“決断力の磨き方”についてお話しをいただきました。

決断力を磨く3つの要素

将棋では、10代から70代まで、どの年齢においても、以下の3つの要素を使って決断をしていると考えられているそうです。

直感  推理によらず、直接的・瞬間的に、物事の本質をとらえること
読み  未来を予測する、シミュレーションをするということ
大局観 具体的な選択・決断よりも、今後の方針を決めること

どの年齢においても、上記の3つを使って決断していることに変わりはありませんが、使っている比重が年齢によって異なるそうです。若い時は、読みや記憶が中心になりますが、ある程度年数を重ねてくると、直感や大局観を使うようになり、足し算ではなく、引き算で考えることが出来るようになるとおっしゃっていました。

長考に好手なし

対局は、非常に長い時間をかけて行われますが、将棋界には「長考に好手なし」という言葉があります。この意味は、熟考したからといって、必ずしも良い選択、判断が出来るとは限らないということです。羽生先生ですら、対局中に良い手を考えすぎてしまうと、細かいことに気をとられ、誤った手を指してしまうことが多々あるそうです。

不調も3年続けば実力

将棋界には「不調も3年続けば実力」という言葉があります。不調だと感じたときには、まずは自分が不調なのか、あるいは実力なのかを見極めることが大切だそうです。不調だった場合は、やっていることは間違っていないけれども、結果がすぐに出ないという場合もあるため、まずはやり続けること。実力だった場合は、素直に・真摯に受け止めること。

まとめ

今回は、長年勝負の世界で生きてきた、羽生先生の決断力の磨き方について教えていただきました。
ご自身の実体験を交えながら、決断に迫られたときに誤った選択・判断をしてしまったときの対処法や、3手先の読みについても掘り下げていただきました。現在のめまぐるしいIT技術の進化に伴い、情報も物も人も溢れている世の中において、決断力を磨くことの重要性について考えさせられる一燈塾となりました。

 

交通・アクセス〒150-0002東京都渋谷区渋谷2丁目10-10
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